このリサイタルではポピュラー音楽より影響を受けたクラシック作品を皆様にお届けいたします。
ジェルメーヌ タイユフェールはフランス六人組の中で唯一の女流作曲家です。

彼女が作曲した作品はピアノ・室内楽・交響曲・オペラ・バレエ・映画音楽と多岐に渡り、作品数は300を超えます。
セレナーデ(1977年)は晩年の作品でウクライナのバラードからインスピレーションを受けており、ノスタルジーな気持ちにさせてくれます。彼女の作曲スタイルである素直さ、新鮮さそして温かさが存分に表現された一曲です。
ピアノ五重奏曲 第2 op.81はアントニン ドヴォルザークが1887年8月、スロバキアのヴィソカー滞在中に書かれたピアノと弦楽四重奏の為の作品です。
今回のプログラムの題名「Dumka」は同曲の第二楽章から引用しています。
Dumka (ドゥムカ)とはチェコ語で瞑想、スラブ民謡の一種で哀調を帯びた曲が多く、また哀調と軽快さが交差する曲もあります。そして第三楽章Friant(フリアント)もDumkaと同様、民族音楽の影響が強く、ボヘミアの民族舞曲を用いており、活発なリズムと哀愁漂う雰囲気がそれを感じさせます。
プログラム Dumka で遠く離れた国の風景に想いを馳せながら、またどこか懐かしいようなそんな気持ちを一緒に体験してみませんか?

Germaine Tailleferre

(1892 – 1983)

Sérénade en la mineur

 

Antonín Dvorák

(1841 – 1904)

Quintette n°2 en la majeur, op. 81

(arrangement for Ensemble Rayuela by

Nahikari Oloriz Maya)

Dumka